幸福老人組合

読みました。
面白い！溢れる狂気。
絶対に放送できない「世にも奇妙な物語」ですな。

改めて読んでみると
狂ってますな。
でもそこが良い。
社会的な概念に真っ向から対立。
この反社会的なサイコパスな感じは
社会という強大な建物に軽自動車で突っ込むような感じ
しかも全速力で。
ここまでやりきると、それなりの真実というものが
浮き出てきているように思う。
読者の共感はないだろうな・・・そういった、計算や打算がない。
ブレーキが故障しているとしか思えない、
狂気がどうしょうもなく溢れて、それが小説という形になっていったんでしょう。

何か以前読んだものと構成が微妙に変わっていますな。
熟成されたんでしょうか。
文章の構成に未熟なところや誤字などありますが
面白い。
いやー良かったよ。